学校現場×特別支援×働き方改革について考えるブログ

現役教員にしか書けないことを・・・。

教員の働き方改革 提案1~学校に受付係を~

教員は口をそろえて言います。

「忙しい」「残業時間が長い」

 

業務が多すぎるのが原因ですが、それにやりがいを感じるのも事実。

そんな私が、教員という仕事をなんだかんだ続けられているのは、この「やりがい」のおかげです。

 

そこで、私、ヤニーの初記事は、新たな働き方改革の提案を選びました。

 

「改革」といっても、大改革をするわけではありません。人を一人、余分に雇えばよい、という提案です。

 

「見えない」業務

教員は「なんでも屋さん」です。

何でもできる、できてしまう人が多い。

教室の出入口のカギが壊れていたら修理する、木の剪定、放送器具のセッティングなど、挙げればきりがないのですが・・・。

 

しかし、それ以外の「見えない」業務があります。例えば、

・ 子どもの忘れ物を届けに来た保護者の対応

・ 宅配業者の対応

・ 遅刻児童生徒の受け入れ

・ 保護者や業者からの電話対応   などです。

 

多くの場合、これらはインターホンに近い席の職員や、電話機に近い席の職員が対応することになります。

 

インターホンの近くには事務職員や管理職がいる場合が多いですが、授業がない空き時間の教職員も対応することが多いです。

また、電話対応は、(長くなるので別の機会に述べたいのですが、)とにかく、回線と機械が少ないので、対応する職員に偏りがあります。

 

不意に訪れる、こうした「見えない」業務により、我々の仕事は滞り、退勤時間がより遅くなっていくのです。

 

「受付係」を雇ってください!!

そこで、アルバイトを1名雇い、受付の業務をしていただきたい、というのが提案です。

来賓玄関近くで、保護者や出入りする業者、宅配業者の対応をしたり、電話に一番に出たりし、「一次対応」を一手に担います。

この「受付係」から、担当者に取り次いでもらうだけでも、私たちの仕事は大いにはかどります。

授業をするわけではないので、教員免許はいりません。高校生・大学生のバイトでもよいかと思います。

時給1000円で、9時から15時までの6時間で一日6000円、月で12万円なら、どうにかなりませんでしょうか。